2016年度 第10回 ベスト・プラウド・ファーザー賞 in 関西
学術・文化部門
1.パーソナルプロフィール |
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【氏名】 七世 竹本 住太夫さん (たけもと すみたゆう) 【生まれ(年齢)】 1924年 10月 28日 (91歳) 【出身地】 大阪市 【職業】 人形浄瑠璃文楽 太夫 【家族構成】 妻、長女、二女 |
2.ご自身のご経歴 |
1924年 大阪市生まれ 1944年 日本大学大阪専門学校(現近畿大)卒業 1946年 二世 豊竹古靭太夫に入門 1960年 九世 竹本文字太夫、1985年に七世 竹本住太夫を襲名 1989年 重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される 2002年 日本芸術院会員に任命される 2005年 文化功労者として顕彰される 2014年 文化勲章を受章 2008年 フランス芸術文化勲章コマンドゥールを受章 |
3.今回ご受賞された感想をお聞かせください。 |
【ご自身】 思いもよらぬ授賞にて感動致しました。 今後も情愛のある人間として、余生を送りたいと思います。 |
4.父親として意識してきた点 |
【お子様へ】 若い時分は、芸道修行や舞台公演に追われ、経済的にも精神的にも苦労し、子どもたちの面倒も女房に任せていましたが、余裕が出来てからは、家の事も、子どもの事も、孫の面倒も見て可愛がり、何とか父親・祖父らしい円満な暮らしをしております。 女房、子どもも小生の芸に對し理解をしてくれて、有難く思っております。 【奥様へ】 結婚以来68年よくぞ辛抱して、ついて来てくれた事を嬉しく思っております。来世もこの女房と一緒に歩みたいと思っております。 今更ながら、喜びと感謝の心でおります。 |
5.理想とする父親像はどんなスタイルでしょうか? |
父としての理想は、日々の生活に、厳しさの中に暖かみのある情のある父親と思います。
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6.今後どういった父親で在りたいと思いますか? |
健康に留意し、喜びと感謝と敬いの心を以て、円満な家庭生活を送りたいと願っております。
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