
2013年度 第1回ベスト・プロデュース賞 受賞者
食の部門
![]() |
岩田 弘三氏(いわた こうぞう)> (株式会社ロック・フィールド 代表取締役社長) 【お生まれ(ご年齢)】 1940年(73歳) 【ご出身】 兵庫県 |
【選考理由】 |
「サラダ」というツールを通して、デリカテッセンという新しい食文化を日本中に広め、総菜の更なる可能性を追求し、新しい食の価値創造に務めている。 |
【ご自身の経歴】 |
1972年、㈱ロック・フィールドを設立と同時に社長就任。 RF1ブランドを中心に約350の総菜店を全国に展開。 |
【受賞のご感想】 |
栄えある第一回「ベスト・プロデューサー賞」に選んでいただいた事を光栄に思います。 受賞にあたり、今日まで会社を支持してくださったお客様、取引先様、そしてロック・フィールドで 働く社員やパートナーに感謝しています。 41年前、会社を興したのは「デリカテッセン」という新しい食文化を日本に広めたいとの 思いからでした。 外食の勉強のために訪れた欧米各国で、その国固有の食文化に基づいた「デリカテッセン」が 当たり前のように生活に溶け込む豊かな暮らしを目の当たりにし、膝がガクガクするほどの衝撃を うけたことを、昨日のように思い出します。 その当時から「食文化が日本を決める」との思いで、常にその時代の求める「豊かな食の価値」を提案 し、「総菜市場」」という新しいマーケットを切り拓いてきました。 特に「サラダ」というツールを通して、新しい日本の食文化を発信してきたと考えています。 |
【今後の活動など】 |
今後、総菜の役割や可能性は益々拡がっていきます。「今晩のおかず」だけではなく、 翌日や週末に食べられる総菜も求められていきます。 また、日頃御世話になっている人へのパーソナルギフトとして買っていかれる方も増えるでしょう。 少子高齢化の中で、「食育」「食楽」の視点も求められます。 私たちが提案する総菜・サラダが置かれた食卓と、それを囲む人々のコミュニケーションに向けて、 これからも新しい総菜の可能性を追求していきます。 そして、日本の伝統的な食の知恵を見直し、健康、安心・安全を第一に、これまでにないサラダで 豊かな未来を作っていきたいと思います。 |