
2017年度 第5回ベスト・プロデュース賞 受賞者
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<代表受賞者> 桂 由美 株式会社 ユミカツラインターナショナル 代表取締役 |
【選考理由】 1964年、当時和装が基本だった日本の婚礼に「ブライダルファッション」という概念を根付かせ、現在のブライダルシーンを確立させた草分け的な存在です。東洋人として初めてイタリアファッション協会の正会員となり、ローマオートクチュールコレクションやパリオートクチュールコレクションに参加されており、ブライダルファッション界の第一人者としての功績を讃え授賞となりました。 |
【プロジェクトの概要】 |
1964年に日本初のブライダル専門店として創業。ウェディングドレスを着る人が3%しか居なかった時代に、次第に増えるであろう洋風のウェディングのプロデュースを手掛けてきました。 ブライダルという概念がなかった日本において、素材やアクセサリーの開発、ブライダル専門書の出版、ショー(年2回)などを通じ、ニューウェディングを提案し続け、現在100%の着用率の時代を築いてきました。 |
【受賞した感想】 |
日本のウェディングのレベルをパリやニューヨークなどと並ぶ水準に引き上げるための努力を続けてきました。また、日本の美しい伝統を育むために和装のデザインにも着手し、結婚式において和洋の両立をはかってきました。 その上で次第に衰退してきた友禅や絞り、西陣織などの伝統技術を現代ファッションに生かし、パリコレで発表を続け、今ではパリでも「YUMI YUZEN」と呼ばれるようになってきており、今回その努力を皆様に認めていただいたことを大変嬉しく思っています。 |
【今後の活動などについて】 |
①婚姻率の低下、ジミ婚、なし婚というアジアで日本だけに見られる現象を何とか解消し、幸せな家庭生活を皆が楽しめる社会の実現に貢献してゆきたい。 ②日本が世界に誇る伝統技術を現代ファッションに生かすことを、現在のパリ店やパリコレ発表に留まらず世界各国に広げてゆきたい。 |
【プロデュースとは】 |
婚姻率の低下、ジミ婚、なし婚を解消すべく、現在の若者が魅力を感じるウェディングの実現に尽くしてゆくこと。そして同じ志を持つ企業と共同で物を創り、イベントや広報活動を通じて日本の伝統技術の素晴らしさを世界に広げて行くこと。
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≪YUMI KATSURA クリエイティブチーム≫ |
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![]() オートクチュール フォー レンタル担当 森永 幸徳 (Yukinori Morinaga) |
![]() オートクチュール& プレタクチュール担当 飯野 恵子 (Keiko Iino) |
![]() コレクション アクセサリー担当 藤原 綾子 (Ayako Fujiwara) |
![]() パリオートクチュール コレクション担当 岩谷 俊和 (Toshikazu Iwaya) |