2015年度 第9回 ベスト・プラウド・ファーザー賞 in 関西
政治部門
1.パーソナルプロフィール |
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【氏名】 仁坂 吉伸さん (にさか よしのぶ) 【生まれ(年齢)】 1950年10月2日 (64歳) 【出身地】 和歌山県 和歌山市 【職業】 和歌山県知事 【家族構成】 妻、長女 |
2.ご自身のご経歴 |
1950年和歌山市生まれ。大学卒業後通産省でずっと経済官僚一筋。 ブルネイ大使の後、2006年12月から和歌山県知事。公務に没頭。 |
3.今回ご受賞された感想をお聞かせください。 |
【ご自身】 お話があった時は当惑しました。仕事で毎日のように午前様帰り、あんまり家にいる時間がなく、またそれを理由に子育ても、家の仕事も全部妻に任せっきり。 そんな人間がこんな賞をいただいて良いのかと思いました。心の中でだけは、妻子を大事に思っている自負はあるものの、全く形に表してきませんでした。 でも、妻の励ましで有り難く戴くことにしました。考えてみると「仕事ばっかり日本人ダメパパの星かな」と。 【ご家族】 (奥様)夫が皆様によくしていただいて、ありがとうございます。どんな時でも全力投球の夫ですが、身体を壊さないかいつも心配しています。 |
4.父親として意識してきた点 |
【お子様へ】 いつも可愛く自慢の娘です。仕事しているか、疲れて寝ているか、自分の趣味で遊んでいるかのダメ親父でしたが、うんと小さい時はなついてくれ、 中学生ぐらいの時は仲良くするのが恥ずかしいので、サッカーとか乱闘ごっことかをたまにやり、高校生ぐらいからはとうとうかまってもらえなくなりましたが、 いつも妻や私の事を心配してくれています。そういう父ですが、娘は勝手に立派に育ち、三国一の花婿を探してきて天晴れです。ありがとう。 【奥様へ】 家事・育児を押しつけて、かつ妻の負担も考えないで自分勝手な事ばかりするダメ夫によく付いてきてくれたと感謝しています。 何度生まれ変わってもまた結婚したいと思っている大事な妻ですが、全く行動が伴っておりません。 ただ、口でだけは、いつもそう思っている事を本人にも外部にも陳述しております。ありがとう。 |
5.理想とする父親像はどんなスタイルでしょうか? |
人間的にも、社会的にも尊敬に値し、包容力があり、彼らから頼りにされ、かつ何よりも妻や子の事を第一に考え、行動する父親。
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6.今後どういった父親で在りたいと思いますか? |
受賞を戒めと受け取り、ダメ親父から少しずつでも理想の父親像に近づきたいと思います。
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