
2013年度 第1回ベスト・プロデュース賞 受賞者
伝統の部門
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千 玄室氏(せん げんしつ) (裏千家 大宗匠) 【お生まれ(ご年齢)】 1923年(90歳) 【ご出身】 京都府 |
【選考理由】 |
「一碗からピースフルネス」の理念を提唱し、国内外を問わず世界中の人々に、茶道文化の浸透・発展と世界平和の実現に向けた活動を行っている。 |
【ご自身の経歴】 |
同志社大学法学部経済学科卒業。 韓国中央大學校大学院博士課程修了。文学博士。 文化功労者国家顕彰、文化勲章、他 国内外で多数受章。 ユネスコ親善大使 日本・国連親善大使 |
【受賞のご感想】 |
90歳になりまして、ベスト・プロデュース賞という素晴らしい賞をいただきますこと、 誠に光栄に存じます。 先の大戦に従軍し、生き残って以来「一椀から平和(ピースフルネス)を」ということで 過去60年にわたって海外に茶道の良さをお伝えして参りました。 ささやかながら私の一椀のお茶が世界人類の平和の為に寄与されているとすると大変有り難いことで あります。 これからもなお一層努力いたします。 この度の受賞に対しては、本当に光栄の至りでございます。有り難う存じます。 |
【今後の活動など】 |
ユネスコ親善大使、また国連の親善大使として、 両面から国際的な面に茶道を通じて努力をしておりますが、 この受賞をきっかけになお一層日本の伝統、また衣食住のすばらしさというものを 世界に伝えていくため、努力をいたします。 |