私たちJLCAは、ベスト・ファーザー賞 in 関西、ベスト・プロデュース賞、日本生活文化フォーラムを通じて、豊かで健全な社会づくりに寄与することを目的に活動いたします。

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2018年度 第6回ベスト・プロデュース賞 受賞者

公益財団法人 日本高等学校野球連盟

【選考理由】
学生野球を通じた普逼的な教育活動の一環としながら、今夏で100回を数えた、全国高等学校野球選手権記念大会、そして春の選抜高等学校野球大会など、全国規模で行う大会運営を行う統括組織としての活動、またプロとアマチュアの垣根を取り払うなど、日本の国民的スポ一ツである野球の礎として発展を続ける活動への功績を讃えての授賞となりました。
【プロジェクトの概要】
 全国裔等学校野球選手権大会は1915年に豊中グラウンドで行われた第1回全国中等学校優勝野球大会が前身で途中、戦争などによる中断もありましたが、今夏で第100回となる節目の記念大会を迎えました。歴代最多の56校が参加し、開催16日間で史上最多となる101万5千人の観客を動員、大阪桐蔭高校が大会史上初の2度目の春夏連覇を成し遂げました。

【受賞した感想】
 全国高等学校野球選手権大会が節目となる第100回を迎えた年にベスト・プロデュース賞を授与いただきますことに対して心より御礼申し上げます。
 高等学校のチームスポ一ツの中で100回大会を最初に開催できましたことは無類の喜びであり、あくまで「フェアで紳士的に」試合を行い、運営も公平を期すという哲学を「変わらないもの=変えてはいけないもの」として引き継いできたことが大会を継続できた要因であると思います。
 高校野球が未来永劫にわたって続くためには「変えていかなければならないもの」もしっかりと見極めていくことが何より大事であると考えています。

【今後の活動などについて】
 他の競技も同様であると思いますが、野球の競技人口も年々減少しています。当連盟と選抜大会、選手権大会を共催する毎日新聞社、朝日新聞社の三者は「次の100年」を目指して「高校野球200年構想推進委員会」を立ち上げました。具体的には普及・振興・障害予防・育成の四つの目標とこれを達成するための基盤作りの計五つの目標を掲げ、それを達成するために取り組む各種事業を決定しました。
 これらの事業を通して何とかこれ以上の野球離れを食い止め、100年後も裔校野球が存続できることを目指してまいります。

【プロデュースとは】
 言うまでも無く高校野球の主役は裔校生です。「高校野球は教育の一 環である」という理念は守りながら、主役である高校生たちが大好きな野球に打ちこめる環境をつくっていくことが私たちの使命であり、彼らのHごろの努力の発表会の場となる各種大会をプロデュースしていくことが何より大事なことであると思います。


【代表者、登壇者のご紹介など】


八田 英二 氏
公益財団法人
日本高等学校野球連盟 会長
(代表受賞者)



酉岡 宏堂 氏
副会長



高橋 順= 氏
副会長



井上 康雄 氏
副会長