
2018年度 第6回ベスト・プロデュース賞 受賞者
石井幹子 株式会社 石井幹子デザイン事務所 照明デザイナー |
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東京レインボーブリッジ ミレニアムライトアップ |
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【選考理由】 照明デザインの第一人者として、その道を切り開き、都市照明の重要性を広め、照明をアートにまで昇華させるなど、日本が誇る、世界的な照明デザイナーとして、世界中の人々を魅了してきた功績を讃えての授賞となりました。 |
【プロジェクトの概要】 |
私共は創設以来、都市をはじめ、建築や店舗、光のパフォーマンスまで、あらゆる光を対象にプロデュースとデザインを行ってまいりました。 これまで日本は24時間の内、昼間のみが活動の対象でしたが、光によって、夜という貴重な時間を開拓し、可能性を広げ、多くの方々に役立てるよう心がけております。 |
【受賞した感想】 |
光の創造について関心を持っていただく機会を与えていただき、心より御礼申し上げます。 今回のベスト・プロデュース賞の受賞は、私1人の力だけでなく、美しい明かりの可能性に御賛同いただいた皆様、ならびに所員や協力者の尽力の結果だと思っております。 私共の仕事は、光を灯すまでに大変な時間を要しますが、灯した後も光を持続させるために、大勢の人が関わっており、その方々全員で受賞した賞だと感激しております。光はまだまだ未知の分野ですので、今後一層の拡大と充実に向けて、努力してまいります。 |
【今後の活動などについて】 |
日本では、照明デザインに対しての認知度がまだ低いのが現状です。よって、あらゆる機会をとらえて、心に響く、美しい明かりを創造し続けていきたいと思っております。 また、東京オリンピック2020を目の前に、東京の夜景を美しく整備して、その後は大阪万博誘致に期待しております。その折には、新しい光を紹介する機会をいただければ幸いです。 |
【プロデュースとは】 |
限られた予算と時間の中で、精一杯、美しいものを作っていくことがプロデュースだと考えております。その作品を御覧になった方々に、より大きな感動と、より豊かな時間を提供してまいりたいと思っております。
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【代表作品】 |
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![]() 東京タワー |
![]() ジャポニスム2018 特別ライトアップ エッフェル塔日本の光を纏う |
![]() 東京タワー (ダイヤモンドヴェール) |
![]() ブダペスト・エリザベート橋 |
![]() 大阪市中央公会堂 |
![]() 歌舞伎座 |
![]() 白川郷合掌集落 |