私たちJLCAは、ベスト・ファーザー賞 in 関西、ベスト・プロデュース賞、日本生活文化フォーラムを通じて、豊かで健全な社会づくりに寄与することを目的に活動いたします。

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2019年度 第7回ベスト・プロデュース賞 受賞者

特定非営利活動法人 日本料理アカデミー

【選考理由】
国内・海外への日本料理の真髄の普及促進、そして様々な食育活動を通じて、日本料理を日本文化として昇華させ、その文化を継承、承継する活動の実績を讃えたく、この度の授賞となりました。
【プロジェクトの概要】
 日本料理アカデミーは、日本国内はもとより世界各地で生活する人々に対して、日本料理の発展を図るため、教育及び文化・技術研究並びにその普及活動に取り組んでいます。
 地域に密着した食育活動や世界の料理人との交流、若い日本料理人を対象にした研鑽事業等を実施し、我が国が誇る食文化について、理解の促進とその魅力向上に寄与することを目的としています。

【受賞を聞いた感想】
 「和食」のユネスコ無形文化遺産登録と共に、「食文化」を文化芸術振興基本法に明記することが長年の目標でした。次世代の食に関わる人々が誇りを持って仕事に従事できる環境を作ることを目指し活動をしておりました。2017年、文化芸術振興基本法から文化芸術基本法に改称となり、「食文化」も文化芸術振興基本法に明記されました。これは食品業界として大変大きな一歩であり、この度の賞は業界一同を代表して頂戴した賞であると思っております。

【今後の活動などについて】
 50年後に日本の人口は8,000万人ぐらいになると予想されております。その頃には日本の食料自給率は19%になっているでしょう。50年後の子どもを飢えさせないために発足した機関が日本料理アカデミーであります。
 日本料理を世界の料理にすることが、自給率を高め、子どもたちの食を守ることになると考え日々活動を行っております。食には教育が必要です。日本料理を世界の料理にすることが、自給率を高め、子どもたちの食を守ることになると考えております。

【プロデュースとは】
 2021年東京フォーラムにて食の世界学会「Tokyo Gastronomy Summit & Gastrofestival 2021」を開催致します。日本料理アカデミー、和食文化国民会議、全日本・食学会、文化庁、農林水産省、経済産業省が中心となり開催準備を行っております。日本食の輸出を睨み、アジアの食の中心は日本であると世界へアピールする最高の機会になると考えております。
 かつて日本料理アカデミーが招聘した世界の名だたる料理人を始め、食の研究者や大一次生産者、流通加工業者、そして一般の人々が一堂に会する、総合的な食の学会のプロデュースを現在行っております。


【当日登壇者】


理事長
村田 吉弘 氏