
2019年度 第7回ベスト・プロデュース賞 受賞者
旭川市 旭山動物園 |
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【選考理由】![]() |
【プロジェクトの概要】 |
開園52年目の日本最北、人口33万都市の公立動物園。飼育動物数は約100種、630点で、北方系あるいは北海道に棲息する動物種が多く、旭山動物園でしか見られないといった「珍しい」動物は飼育していません。
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【受賞した感想】 |
本来このような賞をいただける組織なのか?というと、まだまだ至らないことが多いのですが、客観的な視点から旭山動物園を選んでいただけたことに対し,感謝に堪えません。 今後とも、動物のありのままの生活や行動の中に、「凄さ」や「美しさ」「尊さ」を感じていただけるよう、「伝えるのは命」としての理念の下、常に動物側に軸足を置いた動物園であり続けるとの思いを新たにしています。 |
【今後の活動などについて】 |
旭山動物園は、飼育動物と来園者をつなぐ架け橋としてハード・ソフト面での工夫を具現化し続けていますが、今後はいわゆる生物多様性保全・環境保全に繫がる、飼育動物のその先にある故郷(ふるさと)と来園者を結ぶ架け橋としての機能を、来園者にとっても足を運びたくなる付加価値として具体化していきたいと考えています。
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【プロデュースとは】 |
動物の飼育とは常に命と真剣に向き合うこと、様々な場面で本質的な感性や能力に触れ、動物のすごさや尊厳・美しさを感じることです。その思いと同じものを来園者に一つでも共感してもらうことを目指したことで今の旭山動物園があります。 プロデュースとは、プロデュースする対象に関わる者が対象の本質的な魅力や価値を感じるまでに深く関わりを持ち、あふれ出る思いを冷静に具体化することだと思っています。 |
【代表者】 |
【当日登壇者】 |
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![]() 園長 坂東 元 氏 |
![]() 副園長 池谷 優子 氏 |
![]() 主幹 田村 哲也 氏 |